要支援2でかかるお金
まずは、介護保険で支給されるお金の上限からおさらいです。
要介護度 | 支給限度額 |
要支援1 | 5,003 円 |
要支援2 | 10,473 円 |
要介護1 | 16,692 円 |
要介護2 | 19,616 円 |
要介護3 | 26,931 円 |
要介護4 | 30,806 円 |
要介護5 | 36,065 円 |
月々の自己負担が、上の表より多くなると、それ以上は自己負担になります。要支援2の場合は10,473円ですね。ここに収まるように考えるのであれば、月々の介護費用は1万円ちょっとで済みます。
ケアプランで考えてみよう
週にどれくらい介護サービスを使うか、ケアプランをイメージしながら考えてみましょう。

要支援の方が利用できるサービスは下表です。

※2 平成27年4月改正の介護保険法により、介護予防訪問介護と介護予防通所介護は、地方自治体が主体となる「介護予防・日常生活支援総合事業」で同等のサービスを利用可能になりました。利用したい方は、市役所や地域包括支援センターに相談してみましょう。
Aさんの状態をみて、どんなケアプランが良いでしょうか。それぞれのサービスの説明をまだしていないので不明な点も多いかと思いますが、サービス名からなんとなく想像してみてください。これは本来ケアマネジャーさんが考えてくれますが、仕組みに理解があるとより適したサービスを使えますよ。
<Aさん>
- 要支援2
- 介護保険の自己負担は1割
- 高血圧な体質
- 足腰が弱くなってきた
高血圧なので、介護予防訪問看護が週に数回あると良さそうですね。
※介護予防訪問看護:看護師さんがお家に来てくれて、血圧を測ってくれたり洗髪などで保清したり、食事や排泄の介助などをしてくれます。
足腰が弱くなっているようなので、介護予防訪問リハビリか介護予防通所リハビリも良いでしょう。
※介護予防訪問リハビリテーション:お家にリハビリの専門家が来てくれます。
※介護予防通所リハビリテーション:介護施設に行き、リハビリの専門家のもとリハビリをします。
毎日介護があるとご家族も疲れてしまうので、月に2回短期入所生活介護を利用して、お休みの日も作ってみましょう。
※短期入所生活介護:数日だけ施設に宿泊してサポートを受けられるサービス。
すると、こんな形になります。
サービス名 | 月の利用回数 | 自己負担 |
介護予防 訪問看護 | 8回(週2回) | 3,480円 |
介護予防 訪問リハビリ | 8回(週2回) | 2,608円 |
短期入所生活介護 | 2回 | 1,434円 |
合計 | 7,522円 | |
※地域によって金額が変わるので参考程度にご覧ください
これなら上限の10,473円に収まるのでOKですね。上限に収まる形で、もっと増やしても、減らしても問題ありません。このような形で月々の介護費用が発生していきます。ケアプランを理解していると分かりやすいですね。
以前ご紹介した介護用具(手すりなど)のレンタルをする場合も、この中に含めて計算することになります。手すり1つで250〜300円ほど追加になります。

画像引用:https://ace-one.co.jp/rental/
介護保険の支給限度額とは別枠のリフォームも活用していきたいですね。その場合は月額ではなくまとめて費用が発生することもあります。